【ソウル13日聯合ニュース】女優キム?テヒは最近忙しい毎日を送っている。ドラマ「IRIS?アイリス?」の撮影後、すぐに映画「グランプリ」の撮影に入った。さらに、早ければ来月末からソン?スンホンとドラマ「マイ?プリンセス」に出演する予定だ。
キム?テヒのプロフィールと写真
実はキム?テヒは多くの作品に出演するスタイルではない。自らも「作品を選ぶときに考えすぎてしまうほう」というように、2000年にテレビCMでデビューして以来、この10年で出演したのはシットコム(シチュエーション?コメディ)1本、ドラマ6本、映画3本の10作品だけ。
そんななか、最新主演映画「グランプリ」は、自身の演技に臨む姿勢を変えさせ、楽しみながら撮影できた初めての作品だった。
先ごろインタビューに応じたキム?テヒは、作品選びに時間をかけ、シーン一つ一つに全力を傾けていたこれまでと違い、今回は肩の力を抜いていこうと思った、と明かした。
30歳を過ぎ、自身にも変化が必要だった。「女優」というイメージより「ソウル大出身のきれいなCMスター」というイメージが強く、これを振り払わなければならなかった。1年間の空白の後に出演したドラマ「IRIS」が人生の転換点になれば、と思っていたが、ドラマの序盤はあせりを感じた。
「わたしはCMスターのイメージが強いでしょう。いつも演技力をめぐる論争がつきまとい、きれいだから好かれる、率直に言って人から認められる女優ではなくて。それに強いコンプレックスがありました。『IRIS』でも認められなければ、女優として見込みがないのではと憂うつな気分でした。ドラマが終わるころになると、努力した分は認められていると感じましたね。演技に臨む姿勢を変えたかったのですが、『IRIS』を機にその希望が持てました」。
「IRIS」が好評のまま終了するや、同作のヤン?ユンホ監督が、自身の映画「グランプリ」のヒロイン、ソ?ジュヒ役を提案してきた。「グランプリ」は、レース中の事故で騎手としての自信を失い、すべてをあきらめ済州島を訪れるソ?ジュヒが、そこで自分と似た痛みを持つウソク(ヤン?ドングン)と出会い、励まされ再び走る勇気を得て、年間最強者を選ぶ大会に出場するというストーリー。
「ジュヒは複雑だったり難しい女性ではないと思いました。すごく魅力的でもなかったのですが、監督の積極的な誘いで出演を決めた作品です。『IRIS』で培った信頼があり、監督を信じました」。
ジュヒはグランプリを狙う騎手のため、乗馬は基本中の基本だった。馬との呼吸が重要だったが、簡単ではなった。映画「中天」(2006年)で馬から落ちた恐怖を克服するのが一番大変だった。だが、1か月以上も馬と過ごすうちに情がわき、自然と撮影もうまくいった。
「グランプリ」はキム?テヒのための映画といっても過言ではない。映画の感想を聞くと、「(IRISを終えてから)欲張りになっていくような気がします。映画を見ると惜しい部分がたくさんあります。でも、これまでのキム?テヒに見られなかった部分が見られると思います」と自信を示した。
映画は秋夕(中秋節)連休(21?23日)を控えた16日に公開される。6本の韓国映画と米ハリウッドの大作と対決しなければならない。だがキム?テヒは、「わたしたちの映画もよくできていると思います」とにっこり。秋夕に子どもと大人が一緒に楽しめ、競走シーンも迫力があるとアピールした。
現在彼氏はいないが、結婚は40歳になる前にしたいという。一人が不便で寂しいということはないが、パートナーと前向きなエネルギーを共有しながら、楽しく生きるのが理想だ。これまで批判ばかり浴びたため、その傷を癒し、いつも自分の味方になってくれる人に出会いたいと話した。
キム?テヒは自らを欲張りだという。特別なライバルはいないが、演技が上手な女優、スタイルが良い女性を見ると、もっと頑張ろうと思う。でも、何より演技に対する意欲が一番強い。「韓国の多くの著名な監督と仕事してみたいし、さまざまな役もこなしてみたいです。大衆性を持ち続ける芸術家、愛される芸術家になりたい」と意欲を示した。
CMスターから女優へ。デビュー10年での再跳躍を夢見ている彼女は、ようやく仕事を楽しめるようになったようだ。「CMの現場は演技ができないストレスを発散する空間でした。今はCMの現場よりドラマや映画の現場がもっと楽しい」と、満面の笑みで語った。
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引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト
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